若石ローラーをやりすぎるかなって思っていませんか?
この記事では
- やりすぎるとどうなるか
- 適正な使用時間はどのくらいか
- 正しい使い方もついて
解説していきます。
この記事を読むと、若石ローラーをやりすぎないようになります。この記事を読んで正しく使いましょう。
若石ローラーやりすぎ?
若石ローラーのやりすぎ、かけすぎの場合、タコができたり、黒ずんだりする可能性があります。
1箇所を長くかけてしまうとやりすぎになってしまいます。
数秒でしっかり揉んでくれるので、1箇所を長く揉むのはやめましょう。
具体的な長さは、DVDやYoutubeで使い方を使い方を実践しているので、それらを見ながらやってみてください。
大体1箇所を3カウントを3回でOKです。
これより長くローラーをかけている人はやりすぎなので、使い方を直しましょう。
やりすぎと好転反応
足揉みを始めると体調や体の調子が一瞬を悪くなったような好転反応が出ることがあります。好転反応には、体のだるさ、痛み、かゆみ、発熱などがあります。
足全体で10〜15分が適正時間
足全体で10〜15分の使用時間が適正です。1日の使用回数は1回〜2回。
DVDかYoutubeでは、このくらいの長さで編集されています。時間的に慣れるために、最初は動画を見ながら使うとよいでしょう。
慣れていくうちに、揉む順番、揉む長さなどが身についてきます。そうなったら、動画を見ずに使えるようになるでしょう。
よくある悪い例を紹介します。
「自分の調子が悪い反射区の部分だけ15分かけ続けた。」
こういう人は、やりすぎです。
ちなみに、1分間で26回転します。さらに1回転で数個の小さなローラーが当たるように設計されています。1分間かけただけで100回近く揉まれていることになります。
実際の対人施術では、一つの反射区を3〜5回揉みますので、ローラーで1箇所を数分かけただけで、相当揉みすぎになります。
ローラーを使い始めたばかりの時は、DVDかYouTubeを見ながら行って時間配分に注意しましょう。足全体で10〜15分で終わるようにします。
若石ローラーの正しい使い方
- 使用頻度は1日1回か2回
- 毎日継続
- 1回10分〜15分で足全体を揉む
- 1箇所9カウント(DVDかYouTube参照)
- 基本的に内回転で一番遅いスピード
- できれば立って足裏に圧をかける
- 最初と最後に基本ゾーンにローラーをかける
- 終わったら白湯を500cc飲む
- 食後1時間は使わない
- 生理中、妊娠中は使わない
- 骨の部分は強く圧迫しない
- けがや手術など、傷口がある場合は、傷口がふさがってから使用する
使用頻度は1日1回か2回
使用頻度は1日1回もしくは2回です。
1日にたくさん揉めばよいわけではありません。毎日の継続が大事です。
1日に何回もかけている人がたまにいますが、足に刺激を与えすぎて、だるくなったり、腫れたりしていることがあります。
一度に多くかけても、よい効果は得られません。毎日、老廃物をかき出すために使用回数を守りましょう。
毎日継続
足を揉むこと=若石ローラーの使用は、毎日の継続が大切です。
毎日、使用を忘れないために、使う時間帯を固定するのがおすすめです。
例えば、朝起きてすぐに使用して、白湯を飲んで、朝食とか、お風呂上がりに使用するとか。
自分の生活の中でルーティーンを決めると忘れにくくなります。
忘れずに毎日ローラーをかけましょう。
1回10分〜15分で足全体を揉む
1回10〜15分で足全体を揉みましょう。
1箇所を9カウント分ローラーをかけるだけで十分な刺激、マッサージ効果があります。
たまにテレビを見ながら1時間ずっとかけている人がいますが、逆効果で足がだるくなったり腫れたりすることがあるので、やめましょう。
1回10〜15分で足全体を揉む程度の時間で充分です。
1箇所9カウント(DVDかYouTube参照)
ローラーを当てる足の1部分に対して9カウントくらいでOKです。
DVDやYouTubeでは、「1、2、3」の3カウントを3回行っています。
あまり長くかけすぎないように注意しましょう。
基本的に内回転で一番遅いスピード
基本的にローラーは内回転で、一番遅いスピードで使います。
老廃物を心臓方向に向かって流すので、内回転が正しい方向になります。
DVDやYouTubeではたまに外回転を使用することがありますが、その場合は、そのやり方に従ってください。
スピードに関しては一番遅いスピード(デフォルト)でOKです。一番遅いスピードが手で揉まれているような感覚を得られます。
スピードを速くすると気持ちよくないし、痛みも増すかもしれません。
ローラーは内回転で、一番遅いスピードで、基本的に使いましょう。
できれば立って足裏に圧をかける
若石ローラーはできれば立った状態で使用するのがおすすめです。
理由は立った状態だと足裏にしっかりと圧がかけられるからです。圧がかけられるとしっかりと揉むことができ、反射区を刺激して、老廃物を掻き出すことができます。
ただし、使い始めたばかりの人は、かなり痛みを強く感じる場合もあるので、その場合は椅子に座った状態で構いません。
立った状態で使用するとふらついてしまう人は、椅子や壁などにつかまりながらローラーをかけるとよいでしょう。
若石ローラーは立った状態での使用をおすすめします。
最初と最後に基本ゾーンにローラーをかける
若石ローラーを使用する場合は、最初と最後に基本ゾーンをローラーで揉みます。
若石リフレクソロジーにおいて、基本ゾーンは最も重要な反射区です。
なぜかというと、基本ゾーンの4つの反射区は老廃物を血液からおしっことして排出するための臓器です。
悪いものを体から出すのが、とても大切です。
だから、始めと終わりに基本ゾーンを揉んで、おしっこを出しやすくします。
若石ローラーを使用するとき、足を揉むときは、最初と最後に基本ゾーンを揉みましょう。
基本ゾーンとは
基本ゾーンは、腎臓、輸尿管、膀胱、尿道の4つの反射区を指します。
終わったら白湯を500cc飲む
足もみ後に白湯を500cc飲みます。
白湯を500cc飲む理由は、足を揉んで血液中に流れ出た老廃物を尿と一緒に体の外に出すために水分が必要だからです。おしっこを作るための水分を取ります。
足を揉んでも白湯を飲まなければ、足を揉んだ効果も半減されてしまします。足を揉んで白湯を飲んで老廃物をしっかりおしっこと一緒に出す。ここまでできて100点のフットマッサージになります。
参考
もし、500cc一気に飲めない人は、ローラー使用しながら、もしくはローラー使用前に250ccを飲んで、ローラー使用後に残りの250cc飲むとよいでしょう。
冷たい水は、せっかく足を揉んで温まった足や体全体を内臓から冷やしてしまうので、白湯がおすすめです。
また、体を冷やしてしまう観点から、カフェイン入りのお茶などを白湯の代わりにとるのもやめましょう。カフェインは利尿作用で体を冷やします。
足もみ後は、白湯を500cc飲みましょう。
注意ポイント
ただし、医師から水分摂取制限を受けている人を除きます。
食後1時間は使わない
食後1時間は足を揉まないようにしましょう。
理由は、食事後の60分くらいまでは、体の血液などが消化のために胃腸に集中しています。
足を揉むことによって、それらを散らしてしまい、消化不良を引き起こしてしまう可能性があります。
なので、食後1時間は、若石ローラーの使用を控えましょう。
生理中、妊娠中は使わない
生理中、妊娠中はローラーを使いません。
なぜなら、足を揉むことで血液循環が良くなり、生理中の出血量が多くなってしまうからです。妊娠中は、膣・子宮などの反射区を刺激してしまうと思わぬ事故になる可能性があるからです。
生理中、妊娠中は若石ローラーの使用、足揉みは控えましょう。
骨の部分は強く圧迫しない
骨の部分は強くローラーをかけないようにしましょう。
骨を強く圧迫すると骨折や痛みが出る可能性があります。
骨の近くは避けるようにして揉みましょう。
傷口がある場合は、傷口がふさがってから使用する
怪我や手術などで傷口がある場合は、傷口がふさがってから使用します。
マッサージをすると血行が良くなり、傷が開いてしまうことがあるからです。
大きな手術したときは、傷が塞がってから1回5分程度の短時間の使用からスタートしましょう。担当医師にフットマッサージ機を使っていいか相談もしてください。
怪我や手術などで傷口がある場合は、必ず傷口がふさがってから若石ローラーを使ってくださいね。
やりすぎに注意し適正な頻度・時間で使おう!
若石ローラーのやりすぎについて、注意書きを書いてきました。もう一度振り返っていきましょう。
若石ローラーをやりすぎないための使い方
- やりすぎはダメ
- 1日1回か2回
- 1回10分〜15分で足全体にかける
- 毎日継続
- 1箇所9カウント程度(DVDかYouTube参照)
- 基本的に内回転で一番遅いスピード
- できれば立って足裏に圧をかける
- 最初と最後に基本ゾーンにローラーをかける
- 終わったら白湯を500cc飲む
- 食後1時間は使わない
- 生理中、妊娠中は使わない
- 骨の部分は強く圧迫しない
- けがや手術など、傷口がある場合は、傷口がふさがってから使用する
正しい使い方で、若石ローラーを使用して疲労回復、血行をよくし、筋肉の疲れをとっていきましょう。